テニス肘

テニス肘

どんな病気?

テニス肘とは、テニス、バドミントン、卓球などのラケットを使用するスポーツをする人にみられる肘の痛みで、上腕骨外側上顆炎、又は上腕骨内側上顆炎のことを言います。
いずれも手首の使い過ぎによる障害で、初心者や筋力の弱い中年の女性に多くみられます。

原因

ボールがラケットに当たるときに手首に受けた衝撃が、手首を動かす筋肉の肘の付着部に繰り返し加わることで、微小断裂や損傷を発生すると考えられます。
近年ではパソコンのキーボード、マウスやスマートフォンなどの操作が原因で、テニス肘と同様に外側上顆炎が起きるケースも増えています。

症状の現れ方

上腕骨外側上顆部(肘の外側)を押すと痛みがあり、手首の背屈運動を繰り返すことによって起こります。
特に、フライパンなどの重い物を持って手首を背屈すると強く痛みます。

治療法

手をなるべく安静にし、サポーターや肘バンドなどで外側上顆のやや先の前腕部を圧迫すると痛みが減ります。
その他、湿布や消炎鎮痛薬などの外用薬、筋のストレッチや物理療法などを行います。

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